毎回いろんな方にご協力頂き、その人のその時のテーマにあった眼鏡を紹介していきます。
某TV番組収録後のいとうせいこうさんの楽屋に眼鏡を持って伺いました。用意した眼鏡は約30本。頭の中でイメージを膨らまして選んだ眼鏡達です。今回はあえて、せいこうさんらしいと直球で感じる物や流行っている物はさけました。眼鏡選びの大事な所は楽しむ事。眼鏡でイメージが変わる自分にちょっとワクワクして楽しむと良い眼鏡に出逢えると思います。眼鏡選びに慣れている、そしていろんな眼鏡をかけてきたせいこうさんが楽しんでもらえる眼鏡達を選べたと思います。
まずは今回のテーマを紹介しています。
「NOMAL & COLOR」
「なんとなくいとうせいこうさんの好きな眼鏡の雰囲気は理解していると思っているんですけど、今回は、『自分では選ばないけど掛けてみるとなんだか自然にハマるもの』をあえて選んで持参しました。」
ブランド別に並べて、ブランドの特徴を説明中。
普通、眼鏡屋さんで眼鏡を選ぶ時はまず、そのお店にどんな眼鏡があるのか一通り見て回りますよね。
その際は、自分の中で「こんな眼鏡!」って決めつけないで見ることが大切!
眼鏡を買い慣れている人は別ですが、眼鏡をそんなに知らない人はとりあえずどんな眼鏡があるのかを楽しんで下さい。
眼鏡それぞれに興味を持って、その良さをいとうせいこうさんの観点で感じて楽しんで下さってます。
「次はどれ掛けようか?」
とりあえず掛けてみる。自分のイメージと違うものも掛けるのは必須です!
気になったら掛ける。
そうすることで自分の好みもわかって来るし、自分の眼鏡姿にも慣れます。
眼鏡を掛けてもらって・・・
私は眼鏡ごとにこの眼鏡を選んだ理由を説明。
眼鏡選びはとっても難しいので気軽に眼鏡屋のスタッフと話をしましょう。
絶対、自分一人で選ぶより楽しめます。
鏡で確認。
いとうせいこうさんはとっても目が悪いんです。
だから、眼鏡を選ぶ時は鏡にすごく近づかないと見えないんです。
目がいい人は知らなかったでしょう?
だいたい、眼鏡屋には手鏡があるのでとっても目が悪い人は手鏡で顔確認すると楽かもですね。
でも、1回は全身鏡でチェックはして下さいね。
顔だけで見るのとは印象が違います。
目が悪い人はデジカメで撮影することもお勧めです。
約30本の眼鏡からお気に入りの眼鏡をセレクト。
眼鏡屋さんで眼鏡を選ぶ時も一緒で、いろんな眼鏡をたくさん掛けて、気になった眼鏡を一カ所に集めて検討してみて下さい。
たくさんの眼鏡の中にあると何が好きだったのかよくわからなくなるから、混乱して結局選べなかった人も多いのではないですか?
最終段階。
眼鏡それぞれに良さがあり、雰囲気も変わるから1本を選ぶのがとっても難しいですよね。
でも、そんな悩みもなんだか楽しいのが眼鏡選びの面白さだと思います。
だって、自分の顔がひとつ増えますからね。自分の持っている眼鏡だったり、服だったり、これからの事だったりを考えながら選んでいきます。みんな真剣です。
いとうせいこうさんの眼鏡選びはいかがでしたか?
人が選んでいる姿をみると、なんだか眼鏡屋さんに行きたくなりますね。
ぜひ、ふらっと遊びに行ってみてください。
いとうせいこう
1961年3月19日生まれ。東京都出身。
1988年に小説『ノーライフ・キング』でデビュー。真新しいテーマと独特の文体で注目され、その後も小説、ルポルタージュ、エッセイなど、数多くの著書を発表する。1999年、『ボタニカル・ライフ』で第15回講談社エッセイ賞受賞。執筆活動を続ける一方で、宮沢章夫、竹中直人、シティボーイズらと数多くの舞台・ライブをこなす。盟友・みうらじゅんとは共作『見仏記』で新たな仏像の鑑賞を発信し、武道館を超満員にするほどの大人気イベント『スライドショー』をプロデュースするなど、常に先の感覚を走り創作し続けるクリエーター。
また、音楽家としてもジャパニーズヒップホップの先駆者として活躍し、カルチャーシーン全般に影響を与えた。近年は『連載小説空間 through いとう せいこう』や『plants +』などで、ウェブサイトの可能性にも挑んでいる。
OFFICIAL HOME PAGE 『WATCH SEIKO』 http://www.cubeinc.co.jp/ito